ホームページは日々新しい技術が増えていますが、それと同時に、自社のホームページが古く感じられるのも早くなってきます。
また、コンテンツ(内容)についても、作った当時は良いと思っていたものが、ホームページを運営していく中で得られたユーザーからの声や、自身のHPに関する経験・成長の影響もあり、しばらく時間が経ってから見直してみると、改善すべき点に気づき、リニューアルが必要だと思うようになってきます。
出来ることなら、一度作ったホームページをずっと使い続けたい所ですが、やはり数年経過すると、閲覧する環境の変化もあり、どうしても一昔前の見た目になってきます。
なるべく早い段階でリニューアルできれば理想的ですが、時間や労力、費用の点も考えますと、そうそう簡単にリニューアルを実施できるものではありません。
ただ、10年も前のHPですと、見た目の古さだけではなく、アクセシビリティ(ホームページが閲覧できるか)やユーザービリティ(ホームページの使いやすさ)などの点も品質が落ちてきますので、こうなるとホームページのパフォーマンス(成果を獲得する力)も落ちてきます。
出来れば、5年以内を目安にリニューアルすることをお勧めしております。
主なリニューアル点を以下にご紹介しておりますので、ご参考としてください。
デザインのリニューアルは、好みの面も大きいですが、制作した時の流行などもあったりすると、時間の経過とともに古さを感じる様になり、リニューアルを希望されるお客様が多くいらっしゃいます。
また、ユーザーから飽きられないようにする為にも、数年ごとにデザインを変更するサイトも多くあります。
ホームページのオープン後、更新や修正を行って、新しい情報を提供していてもやはりサイト全体で情報が古くなってしまう事があります。
新しい情報を追加していく事で、サイトの構成がオープン時とはかなり変わって来て、一度整理したいという事もあります。
こうった場合、サイト構成を見直し、新しくコンテンツをページに割り振ってリニューアルします。
家で例えるなら、増築をしていた家を建て直す感じになるかと思います。
アクセシビリティとは、多種多様な環境の中でもホームページで提供されている情報に問題なくアクセスして、コンテンツを利用出来る事を言います。
近年では、PCだけではなく、スマートフォンやタブレットなどでもホームページを見る事が多くなり、こういったデバイス(機器)が登場する前に作られたホームページは、新しい環境に対応できる様、修正やリニューアルが必要とされる場合があります。
また、ブラウザも常に新しいバージョンがリリースされており、その度に大小様々な表示の変更があったります。
こういった、閲覧環境の変化により、ホームページで提供している情報や機能に支障が出ない様、リニューアルを行う場合があります。
ユーザビリティとは、ホームページをストレスなく快適に閲覧できる「使い易さ」の事です。
一番多い改善点としては、「どこにボタン(リンク)があるのか分からない…」というのがあります。
誰もが経験したことがあるかと思いますが、ホームページを見ていて目的の情報に辿り着く為にそれらしきボタン(リンク)を探しますが、なかなか見つからず、イライラしてしまう事があります。
ボタンはボタンらしい画像を使い、テキストリンクは青字に下線など、誰もが分かるリンクの仕方をすると、イライラも無くなり、ユーザビリティが向上していきます。
この結果、あまりお問い合わせが無かったホームページから、頻繁にお問い合わせの入るホームページに生まれ変わる事もあります。
ホームページを運営してみると、頻繁に更新するページが分かってきたり、都度外部に修正を依頼するのが時間や費用の点で見直したいという事があります。
こういった場合に、CMS(ホームページの更新システム)を導入して、自社内で更新作業が行えるようにリニューアルします。